iDeCoの手数料ゼロという勘違い
SBI証券、楽天証券のような
ネット証券だけじゃなく、
大和証券、野村証券のような
大手証券会社も無条件で手数料ゼロに。
手数料ゼロの金融機関が、
増えてきています。
▲
チラシ広告にも
手数料ゼロと目立つように書かれていて。
強調し過ぎ・・・(笑)
このように書かれていると
iDeCoは、
手数料ゼロのように聞こえますが、
それ、大きな勘違いです。
今日のブログは、
iDeCoの手数料ゼロという勘違い
について
子どもに伝えたいお金の話
こんにちは。
小さな会社を専門に、
企業型確定拠出年金の導入や投資教育を行う
ファイナンシャルプランナーの祖父江 仁美です。
このブログは、
専門用語だけでフリーズしちゃいそうな
「金融経済」と「年金」について
小学生でもわかる言葉で解説しています。
iDeCoの手数料ゼロという勘違い
2023年1月18日(水)No.77
iDeCoや企業型DCは、
国の年金制度ということもあり、
複数の機関が協力して運営しています。
例えば...
▼
競技スポーツを運営する時。
現場監督のような人がいて、
受付や誘導スタッフ、救護(セーフティガード)、
審判員、実況者、施設整備さんなど。
たくさんの方が関わりますよね。
iDeCoも一緒です。
主な機関は、3つ。
iDeCoの運営スタッフ
国民年金基金連合会
iDeCoの規約作成や加入者資格の確認、
収納等の業務を行うところ。
事務委託先金融機関
その人の資産を管理するところ。
運営管理機関
個人情報の記録管理、運用指図のとりまとめ、
事務委託先金融機関等への通知、
給付を受ける権利の裁定
です。
SBI証券(SBIベネフィット・システムズ)は、
運営管理機関の登録業者の1つです。
SBI証券のイデコのバナー広告にある
手数料ゼロは、
口座管理手数料の
運営管理機関の取り分がゼロになるだけです。
国民年金基金連合会と事務委託先金融機関
の手数料はかかります。
勘違いする人が多いので、
気をつけてください。
毎月積み立てる場合は、
月々171円が、掛け金から引かれます。
SBIのバナー広告もよくみると
SBI証券が
受け取る手数料
と書いてありますね。
iDeCoは、国の年金制度です。
企業年金(黄色)のない会社員や
年金が少ない自営業者などは、
iDeCoを活用して、
将来の年金を上乗せするのにとても有効。
もっと普及してほしいです。
ちなみに、
祖父江仁美の立ち位置はというと・・・
▼
DCコンサルタント®になります。
■亡くなった場合の
脱退一時金の請求の仕方とか
■商品ラインナップから
どれを選んだらいいのかとか
■退職した後、企業型DCから個人型(iDeCo)
に移管するには、どうしたらいいのかとか
■なるべく税金を少なく受け取る方法とか
加入前から運用、受け取り方まで
アドバイスしています。
本日のまとめ
加入したら、
長い付き合いになるiDeCo。
手数料の大小じゃなく、
商品ラインナップやフォロー体制なども踏まえて、
どこで口座を開設するか検討しましょう。
今回バナー広告で紹介したSBI証券は、
商品ラインナップが充実しているので
オススメです。
最後までお読みいただき、感謝しています。
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