アメリカの確定拠出年金(401k)で億万長者が増えたわけ
アメリカでは、企業年金の中心は確定拠出年金です。
アメリカは、早くから確定拠出年金(401k)を活用し、その結果として、国民の金融資産を大きく増やすことに成功しています。
背景として日本のように公的な年金制度が充実していないため、私的年金を整備する必要が日本よりも高かったという事情もあり、「確定拠出年金で老後の資産形成を行う」ということが日本よりも早い段階で取り組まれていました。
日本人と比べて、金融リテラシー(お金の知識や判断力)が高いためアメリカ人の多くは資産が多いと思っていましたが、資産を築いた多くのアメリカ人は、確定拠出年金などの制度を整備して、半ば自動的に資産形成ができるような仕組みを整えていったからこそ、多くの人が老後の資産形成に成功したという事実があります。
日本とアメリカの確定拠出年金の配分割合
日本では、定期預金や保険商品などの元本確保型商品であることが多いのですが、アメリカでは、それがバランス型ファンドやターゲットイヤー型ファンドなどの、いわゆる運用商品であることが多いです。
そのため運用商品に配分した方がお金は増えてきたので、結果的に日本よりもアメリカの方が国民の金融資産が増えました。
アメリカにおける投資信託の販売チャンネル利用状況
アメリカの投資信託の販売チャネルをみると、確定拠出年金(401k)経由での投資信託の購入率が非常に高いです。
約70%が、401kを活用しています!
401kが、アメリカ人の金融資産に与えた影響が大きいということがわかります。
アメリカの確定拠出年金(401k)で億万長者が増えたわけ まとめ
アメリカ人は、金融リテラシー(お金の知識や判断)が高いから資産を築いている人が多いと思っていたよ。
実際は、国の制度を上手く活用して401kの中で、投資信託を購入していた人がほとんどみたいですね。私たちでも簡単にできそうです。
アメリカ人、月々の給料の中から何パーセントと決めた金額を401kに入れて、そのお金を投資信託に振り分けるようにしていきました。
自分で商品を購入するより、401kを利用して運用していた方が順調に資産を築くことができたため、401kで億万長者が増えた背景があります。
この制度は、使わないと本当にもったいないと思います。なので、社員思いの多くの経営者へ提案していき、一人でも多くの社員に活用していただきたいです。
アメリカの確定拠出年金(401k)で億万長者が増えたわけについて書きました。最後までお読みいただきありがとうございました。