企業型DCは、どうして社会保険料が下がるのか
企業型確定拠出年金
(以下、企業型DC)の中には、
選択制
というプランがあります。
選択制プランは、
企業型DCに加入すると
社会保険料の削減につながる
可能性があります。
今日のブログは、
企業型DCは、どうして社会保険料が下がるのか
について。
小さな会社でもはじめられる
企業型確定拠出年金 (略称:企業型DC)
小さな会社を専門に、
確定拠出年金のコンサルを行う
じんFP事務所の祖父江 仁美です。
このブログでは、
■ 採用定着につなげたい
■ 自立型社員の育成をしたい
経営者・人事の方に向けて、
確定拠出年金を活用した
知らないと損する
『最強の福利厚生』を紹介しています。
企業型DCは、どうして社会保険料が下がるのか
2023年8月5日(土)vol.245
企業型DCには、
- 選択制
- 選択制+上乗せ型
- 上乗せ型
- マッチング拠出
と4つの導入プランがあります。
プランの違いは、
▼コチラの記事も参考にしてください▼
その中で、
少ないコストで導入したい企業向けに、
選択制
というプランがあります。
▼選択制イメージ
お給料の中に、
■お給料として受け取るか
■企業型DCに拠出(以下、積み立て)するか
社員が、選択することができます。
企業型DCに積み立てすることで、
その積み立てた金額が、
- 所得税・住民税の控除
- 社会保険料の対象外
になるので、
社会保険料の
等級(支払う金額)が、
変わります。
月収30万の社員が、
毎月15,000円積み立てた場合、
等級が下がることで、
社会保険料が
下がる仕組みです。
この場合、
月々2,868円の
社会保険料の削減につながります。
ここだけ見ると
手残りが増えるので、
いいイメージがあるかもしれないですが、
将来の給付(傷病手当金、公的年金など)
が下がる可能性もあるので、
注意くださいね。
じんFP事務所では、
選択制プランを提案する際は、
必ず、留意点もお話しています。
あくまでも、
社員の年金づくりに、
活用する制度です。
社員の福利厚生です。
社会保険料の削減は、
企業メリットではありますが、
社員にとっては、
給付が下がる留意点でもあります。
導入のサポートが欲しい企業は、
お気軽にご相談くださいね。
本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございます。