企業型DCのない会社へ転職、個人型iDeCoへ移換手続きが必要な場合の対処法
勤めていた企業で、
企業型確定拠出年金(以下、企業型DC)に
加入していたけど、
企業型DCのない会社へ転職。
何も手続きしないと
自動移換されてしまうので、
必ず、移換手続きを行いましょう。
今日のブログは、
企業型DCのない会社へ転職、
個人型iDeCoへ移換手続きが必要な場合の対処法
について。
小さな会社でもはじめられる
企業型確定拠出年金 (略称:企業型DC)
小さな会社を専門に、
確定拠出年金のコンサルティングを行う
年金の専門家、DCコンサルタント®の祖父江 仁美です。
このブログでは、
確定拠出年金やライフプランに合わせた運用の仕方を
わかりやすくお届けします。
企業型DCのない会社へ転職、
個人型iDeCoへ移換手続きが必要な場合の対処法
2023年5月6日(土)vol.165
GW4日目。
今日は、バンテリンドームです。
これだけ休みが続くと
5月病
になる人が増えるのも納得です。
会社員の頃は、
仕事をしないオフ日が待ち遠しかったけど、
起業した今は、休業日が続くと
おかしくなりそうです...苦笑
こうやってブログを書きながら、
オフ日でも仕事のことを考えられるのが、
連休を乗り越えるのに
ちょうどいいなと感じます。
5月病もですが、
GW明け~6月にかけて
離職者が増える(辞めると決意する)
というデータがあります。
ワコールキャリアサービス2023より
理由としては、
6月、7月の賞与をもらって辞める人が、
多いんです。
勤続年数によっては、
退職金も出るし、転職を考えやすい時期なんですね。
よく社員説明会で聞かれるのは、
転職したら、
企業型DCはどうなるんですか
という質問。
企業型DCでいえば、
転職をした場合、移換手続きが必要になります。
手続きの方法は、
- 転職先に企業型DCがある
- 転職先に企業型DCがない
によって、
方法が異なります。
今回は、
企業型DCがない会社に転職する場合。
転職先に企業型DCがない場合、
移換手続きは、方法が3つあります。
移換手続きの方法
- 個人型iDeCoに加入する
※手数料は、個人負担 - 他の企業年金の加入者になり、
個人型iDeCoと併用する - 他の企業年金の加入者になる
の3つです。
個人型iDeCoに加入するのが、
一番オーソドックスですが、
転職先に、他の企業年金がある場合、
他の企業年金と個人型iDeCoの併用も可能です。
他の企業年金がある場合は、
企業の総務が、
移換手続きをしてくれると思います。
でも、他の年金制度は、
個人で運用方法を決めることはできないので、
注意してください。
でも、個人型iDeCoへ加入や併用する場合は、
移換手続きが必須です!
必ず行ってください。
▼けっこう細かい制度なんです。
他にも
- パート勤務になり、
配偶者の扶養に入る場合 - 公務員に転職する場合
- 個人型iDeCoと他の年金制度と
併用する場合
などで、手続き方法(必要書類)や
掛け金の上限が異なります。
iDeCoの公式サイトから確認いただき、
必ず、6か月以内に
移換手続きしてください。
わからなければ、
DCコンサルタント®にお任せくださいね。
移換手続きから
運用、受け取りのアドバイスまで
丁寧にアドバイスします。
本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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