パパ育休を取得するとどのくらい収入が減るの?
育休を取得したら、
収入が減ってしまうから
取得しずらい..涙
それは、大きな誤解。
そんな理由で、
育休を拒むのはおやめなさい。
今日のブログは、
パパ育休を取得するとどのくらい収入が減るの?
について。
小さな会社でもはじめられる
企業型確定拠出年金 (略称:企業型DC)
小さな会社を専門に、
企業型DCの導入や投資教育を行う
DCコンサルタント®の祖父江 仁美です。
このブログは、
社員の採用定着に悩む経営者に向けて。
ライフプランや投資のお話、
年金、退職金のお役立ち情報を
発信しています。
パパ育休を取得するとどのくらい収入が減るの?
2023年3月20日(月)vol.128
この政策で、
どこまで取得率があがるのか。
男性の育児参加を促し、
育てやすい環境をつくるため。
2022年10月に改正された
産後パパ育休ですが、
給付金の水準を
80%程度にまで引き上げる
という方針です。
でも、引き上げられないと
育休が取得できないことに、
私は、驚いた(笑)
育休を取得しなかった男性の41.1%が、
「収入を減らしたくなかった」
が理由らしい。
ウソでしょ。
収入が減るといっても、
微々たるお金ですよ。
産休、育休中のお金
- 産前産後休暇(産前42日、産後56日)
健康保険から給料の3分の2 - 育児休業の前半6か月、67%
雇用保険から - 育児休業の後半は、50%
雇用保険から - 企業から出産祝い金など
※企業による
会社員なら、
健康保険、雇用保険など
充実しているから
出産育児一時金(42万)
以外に、上記のお金が出ますよ。
そして、収入が減るといっても、
産休育休中は、
- 社会保険料が全額免除
※将来の給付はそのまま - 給付金は、非課税
です。
お給料30万円の場合、
育児給付金は、67%の約20万。
働いて、
手取り24万円受け取るか
育休を取得して、
約20万を受け取るか
※住民税は、前年所得に応じてかかる
でしょ。
たった4万のために、
奥さんを1オペ育児にするか、
育休中に、
家族の絆を深めるか、
の2択でしょ?
人生100年のうち、
たった数ヶ月の話なのに、
育休を取得しないなんて
信じられない。
これが、さらに
給付金の水準を
80%程度にまで引き上げる
方針なんですよね。
手取り給料と
ほぼ変わらなくなります。
※受け取るタイミングに、
少しタイムラグはあるけど。給付金だから。
昔と今とで育休制度が、
大きく変わっていますよ。
当事者にならないと
どのくらい支給されるなんて、
興味ないと思うので、
制度を伝える機会を
企業の中でつくることを
オススメします。
本日のまとめ
育休は、家族の絆を深める機会。
取得を促しましょう。
取得率が上がっても、
新たな問題が出てくると思うけどね。
男性育休について
シリーズ化して書いていきます。
最後までお読みいただき、感謝しています。
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