企業年金のオンライン化、効率化を目指す
先日、日本経済新聞にて、
企業年金の給付手続きが、
オンラインで完結
で可能にする
とのこと。
導入するのは、
- 三菱UFJ信託銀行
- みずほ信託銀行
- 三井住友信託
- りそな銀行
の4社。
導入背景としては、
各種行政手続きの多くが、
DX化されて、
手続きの効率化が
進んでいる中、
確定給付年金などの
企業年金は、
企業と金融機関は、
一部、電子化で行われているが、
個人と金融機関では、
まだ書類を提出することが
ほとんど。
今後は、
- 住所変更
- 給付の請求
などを
オンライン化することで、
利便性を
高めていくそう。
企業年金 オンライン化に向けての取り組み
オンライン化を導入する際、
マイナンバー(氏名、住所、性別、生年月日)
の情報が必要になります。
マイナンバーで管理し、
オンライン化が可能になることで、
以下のようなことが、
実現できます。
オンライン化で可能となること
- 退職時の支給の手続き案内
・支給手続き資料の案内
・給付申請の手続き - 個人情報の変更手続き
・住所、性別などの変更 - 年金受給者の現況確認
・マイナンバーカードの失効による、
本人の生存確認
個人的に、
すごくよいなと思うのは、
年金受給者の現況確認
が、スピーディにできる点です。
受給中に、
加入者が亡くなった場合、
連絡がないと
年金の支払いは続いてしまうのです。
後に、
亡くなったことがわかると、
今度は、
過払い分の請求が、
遺族にいきます。
また加入条件によっては、
未支給の年金や死亡一時金が、
支給されます。
支給の遅れや漏れを
防ぐ意味でも、
マイナンバー管理は、
とても意義あるものと
思います。
オンライン完結で期待できること
オンラインになることで、
給付のスピードが、
確実にあがると思われます。
現在のやり方で、
書類の郵送・提出の場合、
不備があると
書き直したり、
金融機関へ
届いてから給付までに、
約1カ月半
ほどかかります。
※長いと
オンライン化により、
着金するまでの時間が、
大きく短縮されると思うので、
すごく便利に
なると思います。
何より
紙の山から解放されるので、
個人も企業も
負担が大幅に減ります。
今後は、
他の金融機関も続くと思うし、
ある程度浸透したら、
コスト削減も。
オンライン化が、
普及することで、
加入者の増加
利用者の継続
につながることを期待します。