投資教育で「自立型社員の育成」とは何か?
自分で生計を立てる
仕事も家庭も積極的に行う
自立ってそういうイメージだけど、
投資教育における
自立型社員の育成
は、少し違います。
今日のブログは、
投資教育で「自立型社員の育成」とは何か?
について。
小さな会社でもはじめられる
企業型確定拠出年金 (略称:企業型DC)
小さな会社を専門に、
企業型DCの導入や投資教育を行う
DCコンサルタント®の祖父江 仁美です。
このブログは、
社員の採用定着に悩む経営者に向けて。
ライフプランや投資のお話、
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発信しています。
投資教育で「自立型社員の育成」とは何か?
2023年3月18日(土)vol.126
最近、こんなYoutubeがバズっていました。
⇒ 動画リンクはコチラから
高校卒業式のPTA会長祝辞です。
一度、ご覧になってみてください。
社会に出る前に、
こういった話聞きたかったなー。
と卒業生の方が、
うらやましくなりました。
▼印象に残った部分を引用すると
もう18歳。高校生じゃないから「自立」して欲しいんです。自立って「自分で立つ」と書きます。「起立」じゃないですよ。
自分で責任を持ってやれ。
自分でちゃんと生きていけ。
自分で何でも出来る様になれ。
ということじゃないんです。
それは・・・「孤立」なんです。一人では生きていけないの。
じゃあ「自立」って何だろうか。
自立っていうのは、この先困った時に、辛い時に、苦しい時に、「助けて・・・」
「助けてください。」って言えるのが「自立」なんです。大人になるって事なんです。だからこの夕張は、お父さんお母さんがいるし、心配してる先生方、応援している先生方がいるし、暖かく向かい入れてくれる地域の我々がいます。
だから・・・もうどうしようもなく「辛い、やばい」と思ったら「助けて」って言いに、この夕張に・・・実家に・・・帰ってきて僕はいいと思っています。
「強く生きろ」とは言いません。それは、逃げるとか挫折するとかって意味じゃなくて、みんながちゃんと生きて、自立して、大人になるための必要な「助けて」だと僕は思います。
中略
僕は、世間社会が面白いです。大人でよかったなーって思っています。だから(世間社会が面白い)そういえる大人になりましょうよ。「高校時代が一番よかった」「高校生活に戻りたい」なんて大人はカッコ悪くないですか?確かに楽しかったかもしれない。けど、大人になったら「大人って良いぞ」って言えるカッコいい・・・大人になってください。
泉ちゃんプチ話法Youtube引用
中略
高いお金払って、
社員研修するより、
このYoutubeをみせるだけで、
価値のある時間になりそうです(笑)
自分で生計を立てる
仕事も家庭も積極的に行う
よく「自立しなさい」といわれると
こういうイメージだけど、
これは自立ではなく「孤立」なんだって。
若い世代は、
失敗したり、本当に困った時に、
相談できる相手がいるにも関わらず、
恥ずかしいのか、心配されたくないのか
「助けて」の一言がいえない。
困った時
「助けて」といえることが、自立。
- 仕事を続けたいけど、
子育てと両立できない・・・助けて - 育休取りにくい、助けて
- 親の介護が・・・助けて
本当に困った時に、
助けてといえる人が、自立。
さらに追い込んでいくような環境なら、
辞めたっていいと思う。
それは、逃げるのではなく、
自分の意志で、決断したということ。
早かれ遅かれ、
そんな企業は、潰れていきます。
企業という存在が、
逃げたいと思える場所じゃなくて、
「助けて」といえる場所だったら、
社員の定着率、あがると思いますよ。
社員には、
- 戻ってこれる場所(企業)があること
- 困った時に、
社会保障制度があること - 将来を考える投資教育があること
など。
投資教育が、
自立型社員の育成につながるのは、
自分で決断する、
困った時に相談できる環境があるから
成り立つのです。
新入社員も
転職してきた社員も
定年が近い社員も
今が、一番面白いって思える
そんな会社づくりをしていきましょう。
本日のまとめ
助けてといえる人は、大人。
企業が、助けてといえる環境ならば、
社員の定着率もあがる。
夕張市って、
大赤字でいろいろありました。
泉チャンもいいことだけじゃなく、
理不尽なことも経験していると思います。
そんなバックヤードも重なり、
久しぶりにYoutubeで泣いちゃった。
最後までお読みいただき、感謝しています。
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