児童手当「所得制限撤廃」について思うこと
児童手当は、子どもの権利。
所得制限撤廃に関しては、大賛成です。
でも法律は、
感謝されるものではなく、
それが当たり前になるんです。
今日のブログは、
児童手当「所得制限撤廃」について思うこと
について。
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DCコンサルタント®の祖父江 仁美です。
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児童手当「所得制限撤廃」について思うこと
2023年3月26日(日)vol.133
児童手当について。
- 所得制限撤廃
- 対象年齢引き上げ
で最終調整に入ったそうです。
現行の法律だと
世帯で最も高い人の年収額 | 子ども1人当たりの支給額(月額) |
1200万以上 | 0円 |
960万以上 | 特例給付 5,000円 |
960万未満 | 0才~2才 15,000円 3才~小学生 10,000円 中学生 10,000円 |
年収1,200万以上の家庭は、
児童手当が、支給対象外となります。
こういった手当は、
国の税金から予算立てされて
支給されるものです。
児童手当は、子どものため。
親の年収関係なく、
子どもに使われるべきです。
でも法律は、
感謝されるものじゃなく、
それが当たり前になるんです。
所得制限撤廃が決まれば、
- 給付型奨学金の対象拡大は?
- 国公立大学の無償化は?
とか言い出す人が出てきます。
人は「もっともっと」になります。
与えるだけでは、
不足したら「もっと下さい」の繰り返し。
国や自治体の制度は、
あったら有難いと考えるくらいが、
ちょうどいいです。
国は、少子化対策を進めているけど、
育てやすい環境をつくっているだけで、
子どもを産み、育てるのは、
親の責任です。
誰も産んでくれとは言っていません。
子どもが成人するまでは、
親が、責任を持って育てましょう。
国や自治体の制度は、
あれば有難いくらいに考えて、
子育てに必要なお金は、
与えてもらうのではなく、
釣り方を覚えて、
自分で備えていかないと!
企業の賃金では、少ない?
毎月50万でも足りない人がいれば、
毎月15万でもやりくりできる人がいます。
この違いは、何でしょうね。
企業の中で、
お金の学びをつくること。
企業型確定拠出年金の導入は、
自分の将来を考えるきっかけを提供します。
就職も妊娠・出産も、
ライフイベントは、自分が選択してきた
自分の責任です。
自分が選んだなら、
いい人生にしたいじゃないですか。
企業の中でお金を学ぶ機会、
つくっていきましょう。
本日のまとめ
子どもを産み、育てるのは、
親の責任。
必要なお金は、自分で備えること。
国や自治体の制度は、
あれば有難いくらいに考えましょう。
中途半端に所得がある家庭は、
有難い改正だよね。
子どものために上手に使います。
最後までお読みいただき、感謝しています。
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