公的年金だけで老後の生活資金を増やすことができるのか

公的年金だけで老後の生活資金を増やすことはできるのか
年金を増やしたければ、会社を利用しましょう

将来の年金を増やすなら、
会社員として働くといいですよ。

老後の年金受給額が、
自営業やフリーランスと比べて多いので。



社会保険の関係で、
会社員+副業のような働き方も
増えてきました。

賢い選択だと思います。



公的年金を増やすには、
とにかく会社を利用することです。



今日のブログは、
公的年金だけで老後の生活資金を増やすことはできるのか
について。


子どもに伝えたいお金の話

じんFP事務所

こんにちは。

小さな会社を専門に、
企業型確定拠出年金の導入や投資教育を行う
ファイナンシャルプランナーの祖父江 仁美です。

このブログは、
専門用語だけでフリーズしちゃいそうな
「金融経済」と「年金」について

小学生でもわかる言葉で解説しています。

公的年金だけで老後の生活資金を増やすことができるのか

2023年1月20日(金)No.79

年金の本は、
世の中にたくさん出ているのですが、

出版社:日経WOMAN 著者:井戸美枝
一般論はもういいので、私の老後のお金「答え」をください!


この本は、読みやすいです。

さまざまな家族構成の
年金額の例
が載っているので、

自分と照らし合わせて読むことができます。



その中に、日経WOMAN調べで、

年金にどのような不安を感じていますか?
という質問が。

老後の生活費が不足するのでは...
という不安が一番多いですが、



自分がいくら受け取れるのかわからない
理由なく漠然と不安

など
何が不安かわかっていない人も多いです。



調べない限り、
将来の年金額なんてわからないし、

わからないから不安になって、
詐欺まがいな投資に手を出してしまう人も・・・。



公的年金だけで、
老後の生活資金を増やすこと
は、可能です!



iDeCoやNISAをはじめなくても、
年金を増やす方法を知ってください。



方法は、3つ。

  1. 60代も働く
  2. 厚生年金に長く加入する
  3. 繰り下げ受給する

です。



会社員として長く勤めて
社会保険に加入するのが、オススメです。

年金の仕組み図ですが、
2階部分の厚生年金保険を長く納めること。

これが、
年金を増やす一番の方法です。



2022年10月からは、

社員数101名以上の企業は、
社会保険に加入することになりました。

該当しない方も、
将来の年金額を増やしたければ、
一度、会社の人事に聞いてみてください。



でも、
②、厚生年金に長く加入する
ことは、自営業者・フリーランスは、
不可能です。



自営業者・フリーランスは、
➀、60代も働く
③、繰り下げ受給する
を意識してください。



65歳から受け取る年金を
70歳・75歳まで繰り下げることで、

最大84%

年金受給額が増えます。



繰り下げ受給は、
老後の生活資金に余裕がないとできないので、

60代も働く+他に収入がある状態
を30代・40代から考えておきましょ。


本日のまとめ

老後の年金は、増やすことが可能。
漠然とした不安を安心に変えていきましょ。


実際にどのくらい受け取れるか
シミュレーションできるサイトがあります。

これは、また明日書きますね。


最後までお読みいただき、感謝しています。

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